持家vs賃貸論争の行方 | ローコストなアーリーリタイヤ者の住宅事情
答えが出ない永遠のテーマ「持家vs賃貸」
ローコストライフでアーリーリタイヤを考えている人にとって住宅費は、どちらを選んでも結構な出費になるのは間違いありません。
日本の住宅事情は、国の施策に支配されてるのでローコストライフ者には優しくないっす!
番外編ですが、キャンピングカー生活や路上テント生活なんてのもアリかなと考えてます🤣
もはや年収が上がることも、年金が増えることも期待できない老後なら、「ローコストな生活にパラダイムシフトするしかない」と考え出した管理人モンキーライフです🐒
持家派の主張
まず家を買えるだけのお金があるかどうかが1番大きな問題です。
中古でも良いので一括で払えるかどうかが肝です。
歳食ってからの住宅ローン20年とか30年は地獄っす・・・
持家の最大のメリットは、毎月家賃の支払いが発生しない事です。
生活費に占める住宅費の割合はデカいんで、これさえ無ければローコストライフも余裕っす。
・一括で購入すればランニングコストが安い
・壊れても直さない選択も出来る
・騒音問題などご近所トラブルは少ない
・中古物件なら固定資産税は安い
・土地だけは資産として残る
・高齢になっても入居拒否や更新拒否の心配がない
・孤独死しても人に迷惑がかかりにくい
健康で長生き出来て、イニシャルコストが何とかなるなら持家は最高です。
賃貸派の主張
あと何年生きるかということが1番大きな問題です。
あと50年生きるなら、ローンを組んででも安い中古の一軒家を買った方が得です。
どんなに安い家賃でも、何十年も支払えば中古の一軒家が買えちゃうからです。
何十年も生きる保証があればですけどー🤣
・イニシャルコストが安い
・壊れたら大家さんが直してくれる
・自治会に入らなくても良い
・家賃以外ほとんどランニングコストはかからない
・相続問題が起きにくい
・孤独死しても周りに迷惑がかからない
・災害や近所トラブルがあっても逃げられる
毎月発生する家賃と保証人問題がクリア出来れば、賃貸は気楽で自由です。
番外編:キャンピングカー・テント生活
固定費や維持費を抑えたいなら、キャンピングカー生活やテント生活もアリです。
ある種アドレスホッパーな暮らしです。
持家や賃貸に比べれば、クルマの維持費は大したことありませんし、テントなら毎年買い替えてもたかが知れてます。
持家や賃貸と違い住所が固定されないので、ライフスタイルに合わせて好きな土地に移動出来るのが最大のメリットです。
問題は住民票の所在です。
完全な住所不定だとキャンピングカー も持てません🤣
実家がある人や親戚・友人に頼める人なら良いですが、おひとり様や孤立無縁な人にはオススメ出来ません。
日本に於いては、住所不定はヤベー奴扱いですから🤣
コスパで選ばない方が自由です
ローコストライフに於ける住宅費は、アーリーリタイヤ者にとって大きな出費です。
しかし、コスパだけに囚われると不自由なライフスタイルを強いられます。
持家のデメリット
・イニシャルコストがデカい
・中古物件だと修繕・維持管理費のリスクがある
・自治会など地域活動の半強制労働がある
・災害時や近所付き合いで揉めても簡単に逃げられない
・過疎地やボロ家だと負動産になる恐れがある
賃貸のデメリット
・長生きするほどランニングコストがデカくなる
・高齢になった時の借り換えや契約更新が難しい
・上下左右階の騒音や近所トラブルが起きやすい
・長年家賃を払い続けても自分のモノにはならない
・壊したり汚すと自費で直さないといけない
・孤独死すると周りに迷惑をかける
番外編:アドレスホッパーのデメリット
・年金や国からの補助が受けれない
・まともな医療も受けられない
・怪しい仕事しか出来ない
・人として疑われる
短期的なコスパで選ぶなら、アドレスホッパー>賃貸>持家です。
どの住宅スタイルにもデメリットはあるので、一概にコスパだけで選んでしまうと不自由なライフスタイルを強いられます。
ローコストなアーリーリタイヤ者が問題にしなければいけないのは、賃貸=持家になる損益分岐点をどう考えるかです。
・あと何年生きるのか
・持家の修繕リスク
ただ、この2つの不確定要素が決まらないから、持家vs賃貸論争に終止符が打てないのでしょう🤣
こればかりは「神のみぞ知る」です。
じゃあ持家vs賃貸はどう決着つければ良いの?
「あと何年生きるのか」「持家の修繕リスク」この2つの不確定要素は誰にも分かりません。
これが分かってたらこの問題は楽勝っす🤣
・どう生きるか
・どう死ぬか
持家vs賃貸論争に決着をつけるなら、この2点でしょう。
・誰と生きるのか
・どこで生きるのか
・何をして生きるのか
・看取られて死ぬのかひとりで死ぬのか
・どこで死ぬのか
・何を残して死ぬのか
「どう生きてどう死ぬか」は、年齢や環境によって変わることもあります。
しかし、ブレない価値観を持てた時に、初めて持家vs賃貸論争に決着が着くのかも知れません。